釘宮病の闘病記。リンクフリー。
【読書感想文】
2008/06/14 (Sat)
北海道から帰ってきました。
<挨拶
ジョーです。こんばんは。
うーん。結局のところ、コーエー社長のセッションしか印象に残ってないんだが…。どうやってレポートを書くか。週末考えよう。
一昨日書き忘れてたのですが、人工知能的な話題で出てたのが、昔の信長シリーズで敵のルーチンにニューラルネットを取り入れてたらしい。という話。じゃあ今は…という話ですが、「プログラマーは常に今までとは違う新しいモノを作りたがって毎回スクラッチから書いてるから困る」らしく。いや、実に非効率ながら良く分かる話。
ちなみに今は敵のルーチンよりもむしろゲームシステムのパラメータの最適化なんかに人工知能的アプローチを取り入れたいんだとさ。「敵のルーチンを強くするのは簡単。接待ゴルフをしてくれるようなAIを作ることが素晴らしいと思うがそれは困難。それならむしろ~」何かこれも分かる話であります。いやぁ。実に興味深い。
で、今日は、再び読書感想文。
どう言う訳か「本編の前日談」かつ「最終的に誰も救われない」という要素が共通した二作であります。
○傷物語【講談社BOX】
化物語エピソードゼロ。登場人物が随所で「アニメ化したときには~」と口に出して意識しているように、文字通りアニメ化を意識した動きをした話になっているはずが、風で捲れた委員長のスカートの中の描写に丸々4ページを費やすとか、幼女が生足をボリボリ食べる様子がわざわざ丁寧に描写されているとか、銀魂並みにアニメ化を祝っているところがステキでありました。
本作、主人公の阿良々木君が後の忍ちゃんこと「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードさんと出会う話ですが、この鉄血にして~の人のキャラがステキ。ひょんなことからこの伝説の吸血鬼の眷属になった阿良々木君に対して、
「ならば服従の証として、儂の頭を撫でてみよ!」
胸を張って言う金髪幼女の吸血鬼(10歳)。
けしからん。実にけしからん。
本編はこの幼女が本来の力を取り戻すために3体のヴァンパイアハンターを倒すというのがメインストーリーなワケですが、何故か3体を倒して幼女が完全復活しても紙面は3/4。残り1/4こそが本作の魅せ場という、ある意味正しい起承転結が付いてて、非常に良かった。このエピソードがあるからこそ、「化物語」の最後のエピソードが活きる。実に素晴らしい副読本。
それにしても、本作の場合、非常に上手い伏線は数張ってあるんですが、それを回収するところで小出しに回収していくから、途中でネタが読めてしまう箇所がいくつかあり。その分「な、なんだってー!」的なサプライズが抑えられててやや不満だったかも。残念。しかし完成度は申し分無かった!
○Fate/Zero(1~4)
読み終わり。面白かった。個人的に手に取る前に気になってた、「シロウ達が出てこないFateとか微妙…」という印象は完全に杞憂であったと言えます。
これはこれで素晴らしく面白い。そして、これは紛れも無くFateの正史!
まともに感想を書くと長すぎるので、ネタバレに配慮して抑え目にまとめた印象に残ったポイントを適当に列挙。
・エージェント・キリツグ夜を往く。
・「精神汚染」スキル持ち、超クールなキャスター組も夜を往く。
・一方セイバーさんは放置プレイ。
・しかしそれにしてもどのサーヴァントもラスボスである。
・唯一地味なランサーもイケメンだから大丈夫。
・ギル「我の酒が飲めんのか」
・関係各省から虐められるセイバーさん。
・キャスター「水入らずで世界最後の日を迎えようぞ!」
・キリツグ「契約内容をお確かめ下さい」
・しかし何故マキリの男はあんなのばっかなのか。
・セイバー「勝負所は…次の5連ヘアピンか」
・もういっそのことライダー組が主役で良いんじゃなかろうか。
・そして最後まで虐められるセイバーさん。
・キリツグ「4倍だぁぁぁぁぁァァァッ!!」
徹底的に容赦の無いミスタード外道・キリツグの大活躍に隠れてないがしろにされるセイバーに大笑いしつつ、ライダー組の成長物語に感涙しつつ。非常に楽しめました。
本編でちょろっと語られただけの設定とか、実に上手く活かして、更に遊べるところは徹底的に遊んだという、最強の同人誌ここに在り。
しかしウロブチさん上手いなぁ。今度暇を見てこの人が手掛けたエロゲとやらをちょっと物色してみようか。
○今日のニコニコ
患者ご用達の例のアレがバージョンアップしてましたね。
4時間とか。
しかし恐ろしいことに、差分を聞く限り、削る要素が無いんだぜ。
で、まあ、それとは関係なく。恐らく見てる人は見てると思われるCiv4動画。
Civ4って、普通に一人でやってても十分神ゲーだけど、マルチの対人戦では、人狼BBS並みの心理戦が展開されてて笑った。ほとんど別ゲームじゃねーか。
チャットの口約束がどれほど当てにならんか。単純なCiv4ゲームスキル以上にリアル外交の手腕がモノをいうとか、ちょっとステキ過ぎるんですけど!
今度俺もBTS買おう。
ジョーです。こんばんは。
うーん。結局のところ、コーエー社長のセッションしか印象に残ってないんだが…。どうやってレポートを書くか。週末考えよう。
一昨日書き忘れてたのですが、人工知能的な話題で出てたのが、昔の信長シリーズで敵のルーチンにニューラルネットを取り入れてたらしい。という話。じゃあ今は…という話ですが、「プログラマーは常に今までとは違う新しいモノを作りたがって毎回スクラッチから書いてるから困る」らしく。いや、実に非効率ながら良く分かる話。
ちなみに今は敵のルーチンよりもむしろゲームシステムのパラメータの最適化なんかに人工知能的アプローチを取り入れたいんだとさ。「敵のルーチンを強くするのは簡単。接待ゴルフをしてくれるようなAIを作ることが素晴らしいと思うがそれは困難。それならむしろ~」何かこれも分かる話であります。いやぁ。実に興味深い。
で、今日は、再び読書感想文。
どう言う訳か「本編の前日談」かつ「最終的に誰も救われない」という要素が共通した二作であります。
○傷物語【講談社BOX】
化物語エピソードゼロ。登場人物が随所で「アニメ化したときには~」と口に出して意識しているように、文字通りアニメ化を意識した動きをした話になっているはずが、風で捲れた委員長のスカートの中の描写に丸々4ページを費やすとか、幼女が生足をボリボリ食べる様子がわざわざ丁寧に描写されているとか、銀魂並みにアニメ化を祝っているところがステキでありました。
本作、主人公の阿良々木君が後の忍ちゃんこと「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードさんと出会う話ですが、この鉄血にして~の人のキャラがステキ。ひょんなことからこの伝説の吸血鬼の眷属になった阿良々木君に対して、
「ならば服従の証として、儂の頭を撫でてみよ!」
胸を張って言う金髪幼女の吸血鬼(10歳)。
けしからん。実にけしからん。
本編はこの幼女が本来の力を取り戻すために3体のヴァンパイアハンターを倒すというのがメインストーリーなワケですが、何故か3体を倒して幼女が完全復活しても紙面は3/4。残り1/4こそが本作の魅せ場という、ある意味正しい起承転結が付いてて、非常に良かった。このエピソードがあるからこそ、「化物語」の最後のエピソードが活きる。実に素晴らしい副読本。
それにしても、本作の場合、非常に上手い伏線は数張ってあるんですが、それを回収するところで小出しに回収していくから、途中でネタが読めてしまう箇所がいくつかあり。その分「な、なんだってー!」的なサプライズが抑えられててやや不満だったかも。残念。しかし完成度は申し分無かった!
○Fate/Zero(1~4)
読み終わり。面白かった。個人的に手に取る前に気になってた、「シロウ達が出てこないFateとか微妙…」という印象は完全に杞憂であったと言えます。
これはこれで素晴らしく面白い。そして、これは紛れも無くFateの正史!
まともに感想を書くと長すぎるので、ネタバレに配慮して抑え目にまとめた印象に残ったポイントを適当に列挙。
・エージェント・キリツグ夜を往く。
・「精神汚染」スキル持ち、超クールなキャスター組も夜を往く。
・一方セイバーさんは放置プレイ。
・しかしそれにしてもどのサーヴァントもラスボスである。
・唯一地味なランサーもイケメンだから大丈夫。
・ギル「我の酒が飲めんのか」
・関係各省から虐められるセイバーさん。
・キャスター「水入らずで世界最後の日を迎えようぞ!」
・キリツグ「契約内容をお確かめ下さい」
・しかし何故マキリの男はあんなのばっかなのか。
・セイバー「勝負所は…次の5連ヘアピンか」
・もういっそのことライダー組が主役で良いんじゃなかろうか。
・そして最後まで虐められるセイバーさん。
・キリツグ「4倍だぁぁぁぁぁァァァッ!!」
徹底的に容赦の無いミスタード外道・キリツグの大活躍に隠れてないがしろにされるセイバーに大笑いしつつ、ライダー組の成長物語に感涙しつつ。非常に楽しめました。
本編でちょろっと語られただけの設定とか、実に上手く活かして、更に遊べるところは徹底的に遊んだという、最強の同人誌ここに在り。
しかしウロブチさん上手いなぁ。今度暇を見てこの人が手掛けたエロゲとやらをちょっと物色してみようか。
○今日のニコニコ
患者ご用達の例のアレがバージョンアップしてましたね。
4時間とか。
しかし恐ろしいことに、差分を聞く限り、削る要素が無いんだぜ。
で、まあ、それとは関係なく。恐らく見てる人は見てると思われるCiv4動画。
Civ4って、普通に一人でやってても十分神ゲーだけど、マルチの対人戦では、人狼BBS並みの心理戦が展開されてて笑った。ほとんど別ゲームじゃねーか。
チャットの口約束がどれほど当てにならんか。単純なCiv4ゲームスキル以上にリアル外交の手腕がモノをいうとか、ちょっとステキ過ぎるんですけど!
今度俺もBTS買おう。
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