というわけで、移植第三弾。ブログって便利~。素晴らしい。
仮面ライダー電王。第3話「アウトロー・モモタロー」。
全身筋肉痛にさいなまれる中、何だかヤクザに絡まれているのが板についているように見えるホスト風の男=獅子丸(仮名)を助けるという名目で暴れるM良太郎。ヤクザを叩きのめした後、ビール瓶でもって警察を一人倒したところで良太郎に戻ったので、デンライナーへ逃げ込む。
「最悪ね!この桃太郎男!」
「その呼び方は止めろ!せっかくこっちに来たんだ。カッコイイ名前考える。例えば、そうだな…」
「桃。桃太郎…。桃…太郎…酢?」
「ハァ?モモタロス?」
酢って。どこから出てきたのさ?…あー。いや待て。確か赤鬼改めモモタロスは、良太郎がヒーローっぽいと思っていた桃太郎に対する良太郎のイメージが元になっているという話でした。ということは、良太郎にとって桃太郎と酢はセットである。そこにはつまり桃太郎+酢=ヒーローの方程式が成り立つ良太郎時空が存在するわけで…、いやごめん。やっぱり何でもない。
そんなどうでもいい命名儀式の傍ら、デンライナーチャーハンを食すオーナー。
「んんー。今日の旗もいいですねー。この旗をね。最後まで倒れないように食べるのが、醍醐味なんですよ」
それってさ。食べる人って言うか、作る人の技量の技量次第だと思うんだ。だってホラ、例えば、カブトの黒包丁の生簀さんみたく超絶技巧を持った人が作ったら、チャーハンはパラパラになるわけで。旗なんて立てれないわけで。
…という話を本人の前でしてしまうと、オーナーの人生を否定してしまうことにもなりかねないので、注意が必要なのだろうと思います。前に座ってじっと見つめる良太郎の目はつまり、それを言おうかどうしようか考えている目なのです。きっと。
一方、死ぬほど金が欲しいとか、脳細胞が常人と比べて著しく少ないとしか思えない契約をイマジンさんと結んだ獅子丸(仮名)。契約したカメレオンイマジンさんは、契約を果たすべく、あちこちの会社の経理部を襲撃する。
いや、ちょっと待とう。せっかくイマジンさんが現れたんだからどうせならもっと大きな願いを…例えばミスターボイスを上司にしてくれとか…は、まあいいとして、お金を集めるにしても、その辺の会社を手当たり次第襲うというのはいかがなものか?銀行に行かんか、銀行に。セキュリティが心配だといってもだな。そもそも今時大量の現金を金庫に入れてるのはきっと、人には言えないお金を持っている会社だけだと思うわけで、そういうところはセキュリティ云々と言うか、社員が戦闘員だから。あらゆる意味で銀行オススメ。どうせ襲うんなら。
しかしそれにしても、怪人が札束を袋に詰めてる姿には、物凄く世知辛いものを感じる。あんたら、やって来る時代を完全に間違えてるよ…。
そして、そのカメレオンイマジンさんと遭遇したM良太郎が俺の必殺技パート2で追い払いつつ、ヤクザ事務所に泥棒に入った獅子丸(仮名)を追いかけてきたヤクザの皆さんに良太郎が獅子丸(仮名)ともども囲まれつつ、今週分は終了。
というわけで、また来週~。