というわけで、移植第二段。
仮面ライダー電王第2話「ライド・オン・タイム」。
デンライナー車中でお茶中の良太郎&ハナ&使えない砂鬼改め赤鬼。
「…ハッ!そうだ、契約だ!良太郎。俺に望みを言え!」
「駄目よ!今望みを言ったら、こいつと契約したことになる。…でも、言わなければ逆に身動きできないんだよね」
「おい!余計なこと言うな!鼻くそ女!」
自分が余計なことを言ったせいで、ビンタ&デコピンで反撃される赤鬼。この鬼は果てしなく馬鹿ですが、一応町のチンピラよりは強いわけで、今のところこの番組における強さランキングとしましては、
ハナ > 赤鬼 > チンピラ > 良太郎
恐らく赤鬼よりも電王の方が強いはずですので、是非ともハナには番組最強の座を賭けて電王と勝負していただきたい。て言うか、何故ライダーのヒロインはこう剛の者が多いんだろう。
電車のヒーローのクセに電車酔いした良太郎が次元の狭間で休憩しているその頃、実は生きていた蝙蝠イマジンが、鈴のキーホルダーをした人間を無差別に襲う。大量に人を襲って大量にキーホルダーをかき集めるも、目的のブツには当たらない。中々契約を果たせない蝙蝠イマジンは苛立つ。
「貴様は役に立たん!」
それは相手のセリフだろう。と、全世界の俺が一斉に突っ込みを入れるワケですが、しかしまあ、そもそも蝙蝠イマジンの契約条件クリアに必要なキーホルダーは世界にただ一つなワケで、別に蝙蝠イマジンが使えない奴だと言うわけではなく。単純にミッションの難易度が洒落にならないというだけなワケで。いやまあ、そんなミッションを引き受けた蝙蝠イマジンがアホなのか、それとも果てしなくくじ運が悪かったのか。
しかしまあ、例え話として、取り付いた相手の望みが「平野綾と結婚する」だった場合、イマジンさんはどんだけ頑張ればいいのかと。アレか?イマジンさんは恋のキューピットだったりするのか?
何だか深く考えれば考えるほどイマジンさん達は実はお茶目ないい奴らなのではないかという気がしてまいりましたが、皆様いかがでしょうか?
そして、良太郎が届けた当たりのキーホルダーのお陰で、ようやく念願の過去荒らしの旅へと出発する蝙蝠イマジン。その後駆けつけたハナが「早く追いかけないと!」的に騒いでおりましたが、キーホルダーが契約条件だって想像付いてたんだから渡さなきゃ良かったじゃねぇかというツッコミは無粋なのでスルーするとして、過去の荒らし具合がリアルタイム(?)に現在に反映されているところを見る限り、あのキーホルダー少年が蝙蝠イマジンに乗り移られたときに破壊したものが歴史的にどういう扱いになっているのかが気になった。具体的には、器物破損ってレベルじゃないくらいタンクローリーで暴れまわった代償って、実は全部少年の罪になるんじゃね?とか。
何だか良く分からないうちに重罪人になってたらさぞかし嫌だろうなぁ…。
…で、とりあえず電王に変身して蝙蝠イマジンを追いかけ「俺の必殺技パート2」で倒し、巨大化した蝙蝠イマジンを列車砲で粉砕した良太郎。あんな凄いものがあるんなら電王要らねえじゃんって気もしないでも無いわけですが、まあそれは置いといて、兵器満載、リアルタイム線路敷設機能搭載のスーパー電車のコントロールルームがバイク一台という辺り、腐っても仮面ライダーだなぁと思うわけです。
「まだ良く分かってないけど、こういうことなら僕にも出来そうかな」
「おい良太郎。願いは決まったか?早く言え!」
「うん。決まった!」
「ええ?ちょっと!」
「僕の望みは…」
「うんうん!」
「もう少し、考えること!」
何かこう、神龍に「何でも願いを一つだけかなえてやろう!」って言われたときに「願い事の数を増やせ!」って言うノリですね。
ではでは。また来週~。