獣拳戦隊ゲキレンジャー。修行その4「ゾワゾワ!五毒拳」。
というわけで、いきなり凄腕5人+幹部二人を相手にすることになったゲキレンジャーの皆様。ゲームならこれは顔見せのイベント戦闘なので、負けてもゲームオーバーにならないところです。
日々の生活の中に修行の場を求める獣拳ビーストアーツ、今週はスケートリンクへ。何かもう、少なくとも世の大多数の方からすると、日々の生活とは縁もゆかりも無い場所へ旅立っている気もしないでも無いですが、先週の掃除の次がいきなりこれとか、ネタの方が最初からクライマックスだったりするのではないかとかこっそり心配しております。
舞台がスケートということで、今週のゲストは元五輪代表選手の八木沼純子さん。何かこう、ブレイドのスリップストリームの回とか思い出すなぁ…と思いつつ見ていると、八木沼さんがカレイドスパイラルジャンプとか言って、スケート靴を履いたまま軽く3メートルはジャンプされたので、流石だと思いました。やっぱプロは違う。人間業じゃないとはこのことです。
今回初めてゲキレンジャーの皆さんの前に姿を現した黒獅子リオ様。五毒拳の皆様が組んだ人間やぐらの上に足組んでふんぞり返るとか、今週のコードギアスのルルーシュ様とか思い出しましたけれども、実に良い。これもある意味人間業じゃないというか、ごめん。正直その発想は無かったわ。
そして、今週のクライマックス。往年の男塾よろしく、即効性の毒を喰らったジャンが、五毒拳の皆様との毒試合に挑む。
「その毒は5分もすれば全身に回って命を奪うわ。それまでにあの解毒剤を手に入れればお前達の勝ち。簡単なルールでしょ?」
オーケー。メレ様。確かにルールは簡単だ。けど、俺は思うんだ。ちょいと解毒剤がでかすぎないかい?
巨大ロボットサイズの解毒剤とか、もし手に入れたとして、ジャンに注射できたとしても、やっぱりジャンは死ぬと思うんだ。
…とか思いながら死ぬほどニキニキしながら見ていたら、ごく普通にゲキトージャ状態で注射されてちょっとガッカリした今日この頃でした。また来週。